2020年を総括してみます

 みなさん、こんにちは。新型コロナで家にこもりっぱなしの三世留男です。

 さて今年もあと一日。恒例となりつつある一年の総括をしたいと思います。まず2020年初の抱負はなんだったかしら? 新シリーズを書くって宣言してますね。うむ、これは達成。

 それでは創作カレンダーで振り返ってみましょう。

 1月。新シリーズを書き始めました

 2月。ひたすら執筆

 3月。ひたすら執筆。

 4月。ストーリーの矛盾で泣く泣く最初から書き直す

   短編『ランチメイト』出版

 5月。執筆再開

   SF短編『プロジェクトM』出版

 6月。ひたすら執筆。

 7月。新シリーズ1作目の長編脱稿

 8月。短編『10年後のきみたちへ(仮)』執筆開始

   エピソード5のPOD本を出版

 9月。ひたすら執筆

   短編『イワシの脱皮』出版

 10月。短編脱稿

 11月。SF短編『メターナルライン(仮)』執筆開始

 12月。短編脱稿

   短編『オンユアマーク』出版

   『わたしの本棚セルパブ4棚目』出版


 今年は長編一つ、短編二つを書くことができました。合わせて20万字強。毎日、夜な夜なうなりながら書いてましたが、去年に比べると量が減ってしまいました。新シリーズを書くってことはキャラクターや世界観を一から作るってことで、やはり思った通りには進まないってことなのでしょう。それに引きずられるようにセルパブ読書量も減ってしまいまして、年末にようやく『わたしの本棚:4棚目』を1冊リリースできたという体たらく。来年はもっと「よく読みよく書く」に取り組みたいと思います。今年書いたものは来年のどこかで発表しますので、そのときはよろしくお願いいたします。

 あと、今年はいくつか公募にもチャレンジしてみました。残念ながら芳しい結果は得られませんでしたが……。ただ結果がでるまでの祈るような気持ちや、受験結果をみるようなドキドキを何度も味わうことができました。とても楽しかったし、その度に初心を思い出しました。来年もチャレンジは続けたいと思います。


 本業のほうはというと、昨年までの開発屋から今年は事業企画屋にガラッと変更になりました。ほとんど経験のない仕事でしたので手探り状態でしたが、なんとかひとつ事業を世に問うことができました。結果、おかげさまで多くのメディアに取り上げてもらいまして、注目されるプロジェクトになったかなと思っています。それから、数年前に立ち上げたものなんですが最近また評価していただき、北米の〇〇賞と国内の〇〇賞を受賞することができました。もちろんわたしひとりの力でできたことではなく、チームでもらった賞になります。これで賞は全部で5つくらいいただいたことになりますので、もう惰性で仕事しても許してもらえるんじゃないかと思うのですが、なかなか休ませてはもらえません(笑)。


 さて、今年は本業で賞をいただいたり公募にチャレンジしたりしたことで、改めてわたしが執筆する目的を思い出した一年でした。本業では賞をもらったりとそれなりに認めてもらえる立場にありますが、これも会社の看板や、チームの力があってこそで、わたしひとりの力では到底できなかったことです。裏返しで、会社の力も他人の力も借りないわたし個人の力はどのくらいあるのだろうかと、わたしはもんもんとするわけです。この想いを払拭するために自分一人で完結できる文筆に取り組んでいる、というのが実はわたしが執筆する動機であり目的なんじゃないかと今回改めて思い出しました。

 結局ひとりでチャレンジすることがわたしの執筆する目的ということなので、これからも結果にめげずセルパブ文芸にチャレンジしていきたいと思います!


 わたしの著作を読んでいただいた方々、創作で助けていただいた方々、ツイッターなどSNSで励ましていただいた方々、そのほかでもお世話になった方々、それから全世界のみなさま、一年間ありがとうございました!

 良いお年を!

エンタングルメント・マインド(Entanglement Mind)

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