書く速さ
森博嗣氏や西尾維新氏など、売れっ子小説家は速筆な方が多い印象があります。彼らは一日3万字くらいは平気で書くそうです。
これまで自分の書く速度を考えたことがなかったのですが、少し振り返ってみました。平日は仕事から帰ってきたら1600字原稿用紙1枚を埋めることを目標としていましたが、どのくらいで1枚書けるのか? おおよそ2時間でした。遅い……。休日は10枚書くことを目標にしていて、だいたい6~7時間くらいで書いていました。それでも遅い……。
分析すると、わたしは前日書いた文を読み直しながら書いていました。これは前日どこまで書いたか思い出すためなのですが、これに結構時間がかかっていました。しかも前日の文章に直しも入れていました。遅いわけだ。
そんなことをしながら1時間くらいすると、ようやく空想の中でキャラクターたちが動き始めます。こうなるとわたしは彼らの行動を描写するだけなので、あとは自動書記をしているような軽いトランス状態でスラスラいけます。ですが平日の夜は短い。気分が乗ってきたと思ったらもう終わり、という感じです。もっと早くエンジンがかかってくればもう少し速く書けそうなのですが……。
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