長編ミステリ二作目、書き終わりました!
昨年末から書き始めた現代ミステリ長編、ようやくのこと書き終わりましたぁ。
しがない探偵と優秀な助手が、国際的な犯罪グループと対決し世界的な危機の解決に奔走するエンタメ的ミステリになりました。新本格か、どちらかというと変格かな。神話から続く家系が神の正体を暴き世界を救う――そんなお話です。書くにあたり、古代文明や神話、オーパーツなどに関連する本を山ほど読んでお腹いっぱい、たいへん勉強になりました。古代人はわたしたちが考えるよりももっと広く交易していたのかなあとか、人間の知恵は古代人も現代人も変わらないんだろうなあとか、古代に起こったことが現代に起こらないとは限らないんだろうなあとか、いろいろ考えさせられました。そんな思いがこの二作目には籠められたんじゃないかと思います。
この二作目は昨年夏に書き終わっている一作目と同じ主人公のシリーズものになります。地の文にツッコミとボケが入る特殊な文章構成なんですが、一作目で書き方を一応確立できたので、二作目ではそういう構成を考えたりキャラクターを造形したりする手間がなくストーリーやトリックに集中できました。シリーズものの良いところですね。それでも16万字強を半年かあ。月あたり2万5千字、月に短編一つのペースですね。毎日書いていたのに時間かかりすぎです。
このシリーズ、実は三作目まで構想があります。シリーズとしての整合性をとるため、三作目を書き終えるまで一作目二作目ともKDP化を一旦保留にしています。公開できるのは何年先になるんだろう。
次はエンタングルメント・マインドエピソード3のPOD化に取り組みます。いつも表紙を描いてくださっている己時クナイ様にはもう挿絵をいただいているので、早く仕上げたいと思います。その次は短編を一つ。長編を書く前のリハビリでSF短編を書こうと思います。ネタは腐るほどあるので、次から次に昇華していかないと。
あとセルパブ本は読めていません……。一般書籍は結構読んだのですけども。おもしろいセルパブ本、きっとまだまだ眠っていることと思います。こちらも5棚目に向けて少しずつ読んでいきたいですね。
表にはなかなか成果を出せていませんが、そんなこんなで裏ではこっそりと創作を楽しんでいます。では。
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