新作短編『ウソつキキライ』出版です!
自動車ディーラーで女性事務員が襲われた。容疑者となったのは整備士の守半健。彼は職場でトラブルメーカーだった。『ウソツキ』という言葉に激昂したり、相手に向かって『アホ』『チンカス』と言ってしまったり……彼には一体なにが見えているのだろうか?
現代が舞台のミステリ短編です。無料キャンペーンは、本日8/13(金)17時から3日間実施します。合わせて他の短編も全部無料! 終了しました。多くのダウンロードありがとうございました!
本作は短編ではありますが、自分としては初めて書いた現代ミステリになります。SFの創作では、現代ではできないようなことも未来の技術を考え出すことで実現できる、というおもしろさがありますが、今回、現在あるものだけを使って論理的に積み上げた事象を破綻なくつなぎ合わせてストーリーに仕立てる、というミステリならではの楽しさを知りました。この作品をきっかけにして1年かけて長編ミステリを2作も書いたくらいです(まだ未発表なんですが……)。
さて、本作は犯人捜しではなく、なぜそんなことが起こったのかというホワイダニットで、精神的なところがキーポイントになるのが自分らしいミステリになりました。わたしも子どものころによくあった現象です。読んでいただければ合点してもらえるんじゃないでしょうか?
みなさんのご感想をお聞きしたいです。お待ちしております!
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