自作小説をボイスドラマにしてYouTubuにアップしてみたい!

 最近オーディブルのような、小説を朗読した音声を聴くというエンタメが地味に広がっているみたいですね。一昔前のラジオの時代では、小説の朗読や、声だけのドラマ(ラジオドラマ)を聴くことは普通の娯楽でしたし、わたしも高校生のときは徳川夢声の朗読する『宮本武蔵』(もちろん再放送ですよ)を聞きながら寝ていましたので、いわゆる耳読書は古くて新しい読書体験になるのではないかと思っています。

 今後は朗読(オーディオブック化)も、マンガ化、アニメ化、実写化と同じく、小説のマルチメディア化のひとつになっていき、インディー作家にとってもひとつの夢となるのでしょう。

 ということで、今回のチャレンジは、自作小説のオーディオブック化です!


 一番手っ取り早いのは、自分で朗読するというやり方だと思いますが、どうしても声質だとか滑らかさなどでイマイチな出来になるのはみえています。とはいえ、プロの声優さんに頼むのもお金がかかる……。そこで使ったのが、VOICEVOXというフリーソフトです。


 VOICEVOXは、多彩なキャラクターが入力したセリフを読んでくれる、というフリーソフトで、出力した音声データも基本的に商用問わず利用可能というスグレモノです。無料なのにスゴイ!

 早速、このソフトに自作小説をぶち込んで読んでもらいました。ところどころアクセントやイントネーションをいじる必要がありましたが、ほぼ人が読むのと同じような朗読にすることができました。登場人物のセリフにあわせて読むキャラを変えることもできますので、単なる朗読だけではなく、複数人によるドラマのようにすることも可能です。ただ、子どもっぽいアニメ声のキャラが多いので、もう少し大人びた声のキャラが欲しいなとも思いました(大人の登場人物に当てるキャラの選択肢が少ないのが残念……⇒VOICEVOX NEMOという大人声シリーズがありました!)。読み方とアクセントなどの辞書を作ることもできるので、登場人物の名前や固有名詞などは最初に辞書化しておくとあとから修正が少なくなるのでお勧めです。


 音声データができたら、次は動画にします。使ったのは定番のShotcutです。こちらもフリーソフト。使い方に少しクセがあるように感じましたが、フリーでこれだけできるなら有料ソフトはいらないなあ、と思いました。

 今回作ったのはエンタングルメント・マインド エピソード1の第1章になります。イラストもテクストもすでにそろっているコンテンツなので、こういうマルチメディア化には向いていますね。

 作った動画はさっそくYouTubeにアップロードしてみました。まだ第1章だけですが、第2章、第3章と増やしていって、とりあえずエピソード1の全部をオーディオブックにしたいと思っています。

 収益化するにはまずチャンネル登録数1000ユーザーが必要らしいので、ぜひみなさん↓チャンネル登録ヨロシクね。(。•̀ᴗ-)✧

↓ボイスドラマ動画

エンタングルメント・マインド(Entanglement Mind)

近未来SF小説『エンタングルメント・マインド』シリーズの特設サイトです!

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