自作小説を英訳して英語圏で出版してみたい! その1
自作の小説を英訳して世界に向けて出版する、物書きなら一度は夢見ることですよね。わたしも、そんなことができたら、とずっと夢想していました。
これまで小説の英語翻訳は、それこそかなりのお金をお支払いしてプロの翻訳家にお願いするしかなかったので、素人作家がそうおいそれとできるものではありませんでした。でもそんな英語翻訳が、昨今の技術革新で個人でもできるようになってきました。それがAI技術を使った高精度機械翻訳です!
代表的なものがDeepLなんですが、わたしもその翻訳レベルに驚きました。もうそのままでいいんじゃない、というくらいの英訳をしてくれるんです。これなら個人レベルでも簡単に英訳できるんじゃないかと思いました。
ちなみに、ChatGPTとDeepLで訳し比べをしてみましたが、DeepLのほうが自然な感じで英訳してくれました。
早速、DeepLのWeb上で英訳をやってみましたが、12万字くらいの長編小説を英訳するとなると、Webとテキスト間のコピペなどで結構手間がかかるんですよね。なんとかエディタ上でDeepLの英訳ができないかなあ、と思って探しましたが、そう都合の良いアプリはありません。
わたしが常用しているのはMeryというテキストエディタですので、Mery上で英訳をしながら編集できればベスト、ということで、自分で作ることにしました。
MeryはJavascriptでマクロを組めるので、DeepLのAPIにアクセスして、カーソル位置の文をDeepL英訳と再日本語訳してアウトプットバーに表示する、というマクロをまず手始めに作ってみました。
DeepLは無料アカウントでも月に50万文字まで英訳できるので、長編1作なら英訳できるかもです。
まだこのマクロでは英訳しながら編集まではできませんので、もう少し手を加えようと思っています。いやあ、久しぶりのプログラミング、楽しいなあ。
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