KDP本について思うこと

　個人出版されたKDP本には純粋な気持ちが詰まってます。

（個人出版はKDPには限りませんが、わたしはそれしか読んでいないので……）

　もうけようと考えてKDPで個人出版されている人は少ないのではないかと思います。確かにごく一部には生活できるほど売り上げのある人もいるようですが、本当に稼ごうとするなら別の職に就いたほうがよっぽど実入りが良いでしょう。個人出版とはそれくらい割に合わないことなのです。それでもKDP本を出そうとする気持ち、それは人それぞれでしょうが、もうけようという考えよりも尊い気持ちがそこにはあると思います。わたしはその気持ちに魅かれるのです。その気持ちが強く垣間見えるKDP本をたまらなく愛おしく感じるのです。

　同じように小説投稿サイトにも魅かれるものがたくさんあります。ただいくつか最後まで読んだことがありますが、横書きなのでやはり読みにくいです。それに完結していないものが多すぎます。その点KDP本なら、個人出版とはいえ一応商品ですから本として完成しています。レイアウトも読みやすいですし、最後まで安心して読めます。

　もちろんKDP本なら全部がおもしろいというわけではありません。人それぞれ好みがありますから、合う本、合わない本もあると思います。でもそれはサンプルを読めばわかります。わたしもサンプルだけで読むのをやめた本がいっぱいあります。サンプルだけならタダですから。

　どうでしょう。お時間のある時にKDP本を手に取ってみませんか？