プリント・オンデマンド 見本書籍の作成


 出版申請する前に見本書籍を作って、紙の色合いや、文字の読みやすさなどを確認します。注文してからおおよそ1週間で届きました。

 最初の見本がこれ↓

 思ったより厚く感じました。もっとペラペラかと思っていましたが、これなら書籍といえるレベルです。良かった。

 表紙は光沢紙で試しましたが、少しテカテカしていました。写真の表紙なら映えるかもしれませんが、イラストの表紙には合わないかな、と思いました。

 中は……想定通り。小さめフォントですが、読みにくくもなく、ちゃんと読めました。

 で、読み始めたところ、直したいところが出る出る(笑。誤字はもちろん、表現も、構成もと、赤を入れまくりました。一番大きい変更は、第1章内の順番です。時系列に並べていましたが、フラッシュバックの効果がでるように順序を入れ替えました。とはいえ、これは初稿の構成に戻っただけなんですが(時系列でないとわかりにくいかな、と最初の推敲のときに直してしまったのです)。

 結局かなり直したので、電子書籍版(Kindle本)のほうも変えました。エピソード1の最新は第2版になっています。


 確認のため、もう一度見本書籍を作りました。それがこれ↓

 表紙はマット(非光沢)紙を試しました。落ち着いていい感じになりました。手触りもサラサラしています。「本」という感じです。よし、これで行こう!

 次は出版申請です。


 おまけ。

 実は見本2冊目の最初に送られてきたのがこれ↓

 表紙の上部に塗り残しがありますよね? 実は、判型が間違って作られてしまったのです。こちらはB6判で申請していたのに、できたのは四六判。B6判のほうが背が低い分だけ塗り残しが発生したのです。出版社(NextPublishing)にクレームを入れますと、すぐに直したものを送ってくれました。対応は早くて丁寧で、サポートがしっかりしているなと感じました。

 なお、この失敗作を見て「四六判でもいいかも」と考え直しました。現在のPOD本は四六判になっています。怪我の功名です。

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