立体写真のこと

 エピソード2のPODを作ってます。疲れたので、息抜きにブログ書きたいと思います。


 わたしは絵心が全くないためか、写真を撮るのが趣味だったりします。旅行には必ずカメラがお供します。そんなわたしの相棒は『Nishika N8000』です。知らないですよね? これは大昔に流行った?レンチキュラー写真を撮れるカメラなのです。チープな作りで安いフィルムカメラなのですが、おもしろい写真が撮れるのでずっと愛用していました。

(わたしは15年くらいまえに2000円で入手しましたが、今見るとプレミアがついてかなり高いですね)

 レンチキュラー写真というのは、専用に処理した写真や絵の上に微小なかまぼこ状の凹凸の付いたシートを貼ることで立体感を得られるというものです。今でもノベルティグッズなどで配られることもありますので見たことのある方も多いでしょう。このレンチキュラー用の写真を撮れるカメラで有名なのが『Nishika N8000』なのです。

 N8000では横一線に並んだ4つのレンズでハーフサイズ写真を4枚同時に撮影します。その4枚は少しずつずれた写真になるのですが、これはレンズ間が視差になるからです。この視差が立体感を生むわけです。

 論より証拠。実際にわたしが北米で撮った写真を一部載せましょう。平行法でごらんください。(平行法についてはこのサイトを参考にしてください)


 遠くに見る自由の女神

 サンタモニカの恐竜

 レンジャーズボールパーク

 それぞれの写真のレベルは低いですが、立体で見ると臨場感がありありと伝わってきませんか? わたしが立体写真を好きなのはこの臨場感なのです。

 以上は4枚のうち2枚を使ったものです。4枚すべて使ってgifアニメにすると次のようになります。


 gifアニメは、まあイマイチな感じなのですが。

 で、わたしのN8000は現在故障中で出動機会がなくなってしまいました。デジカメでレンチキュラー写真が撮れるカメラがあったらいいのにな。立体写真が撮れるデジカメがあるのは知ってますが、レンズが4つもしくは8つあるカメラがほしいのだ。

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