観葉植物のこと
創作とは全く関係なさそうなのですが、観葉植物のお話です。
我が家には、ベンジャミンやトケイソウ、サンスベリアなどなどが一杯生息しています。観葉植物ですが春から秋にかけては外に出しているので、今回台風が来るというのと、そろそろ冬支度ということで、先ほど全部の観葉植物を家の中に入れました。ええ大変でしたよ。年2回の腰を痛める作業です。というのも、いずれも長生きなもので、ベンジャミン(2鉢もいる)はもう10年選手です。本当に小かった苗木が、今ではわたしの背を追い抜き、普通の樹木になりました。夏場だけで50㎝以上も伸びるので、玄関をくぐれるくらいまで剪定して、台車を使って家の中に上げるのです。
さて、わたしは周りの人から観葉植物ってなかなかうまく育たないなということをよく聞きます。わたしも同じで、最初はすぐに枯らしていました。そのたびに、この子は我が家の悪い運気をわたしたちの代わりに吸ってくれたんだと、勝手な思い込みで自分を慰めたものです(笑)。
とはいえ、枯らすたびにだんだんとコツをつかんできたわたしは、そのコツを周りの人たちに控えめにアドバイスしています。
わたしが思う枯れる原因の一番は「かわいがりすぎ」です。もっと端的に言うと「水のやりすぎ」です。
経験を積んでくると、植物が「水が欲しい」と訴えてくるのがわかるようになります。超能力じみていますね(笑)。でも毎日見ていると、葉の色やしおれ具合だけではない雰囲気がほんの少し変わるのがわかるんです。それが水やりのサイン。そうなってから水をあげます。逆に水をくれと言っていないのに定期的に水やりをしていると根腐りしてあっという間に弱っていきます。経験上、家の中では水は切らし気味でいいです。特に冬場は水やりはほとんどいりません。
あとは気分的なものかもしれませんが、観葉植物は一人?にしないということです。できれば二つの観葉植物を隣同士に置いてあげると元気が違う気がします。我が家でも、ペアを作ってできるだけ近くに置いています。
それから春から秋にかけては家の外に出しっぱなしにしています。もちろん直射日光では強すぎる種は庭木の陰に置きます。外に出して日の光を浴びるのと、庭の生態系(虫など)を取り込むことで強健にすくすく成長します。これは大したもので、出したばかりのときは虫食いにやられますが、次に生えてくる葉は食べられにくいのです。ただ夏場は毎日のように水やりが必要になります(夕方になると見るからに水を欲しがります)。
そうやって育てた観葉植物を一つご紹介します。
アボガドです。
スーパーで買ったアボガド、食べたあとの種から育てました。8年目だったかな? まあ上に書いたようにほぼ放置プレイですが。
ここの冬は寒いのか、部屋の日向に置いておいても冬場は葉が全部落ちてしまいます。それでも春になれば力強く芽吹きます。夏場は外に出すため葉は虫食いだらけになります。ですが、それがいい! 力強さを感じます。今後も適当に育てていきます。
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