セルパブ100冊、読んでみて

 昨年5月から読み始めたセルフパブリッシング(略称セルパブ)本、先日ついに100冊読み切りました。9ヵ月で100冊なので、だいたい3日に1冊読んでいた計算になります。大仰な数字にも見えますが、読んでいた本人としては苦労したわけでもなく、むしろ楽しくてあっという間でした。前半50冊の感想は『セルパブ1棚目』として出版済みですので、後半50冊もまとめて『セルパブ2棚目』として出版しようと思います。

 100冊は一応「先入観を廃し、自らのセンスのみを頼りとする」という考えで選びました。振り返ってみると、SFとミステリを多く読んだなあと。わたしの好みが反映されていることが良くわかります。

 一目見て好みを判断できるマンガに比べ、小説などのテキストは読むまでおもしろさがわかりません。それが小説の良いところでもある(思ってもみなかった新たな出会いがある)のですが、時間のない現代人にとっては敬遠する原因でもあります。おもしろそうな本を選ぶための助けになればと思ってセルパブ本の感想を書いてきましたが、その結果わかったことは、今回紹介したセルパブ本のクオリティはほとんど商業本と変わらないということ。作者が好き勝手書いている分だけ、商業本よりもおもしろいことすらあるとわたしは思います。こうなると、商業本のプロダクトとしての価値ってなんだろうと考えてしまいます。

 とかなんとか余計なことは考えずに、本当はやることをやらないといけません。エピソード3は出版しないといけないですし(もうほぼできている)、エピソード6は書き進めないといけません。それなのに『セルパブ2棚目』のあとがきに何を書こうかとグズグズしています。いつものようにササっと書けないのは、本業のストレスが大きいからかな?(と仕事のせいにしてみる)

 今週は出張が多いので、来週くらいを目標に『セルパブ2棚目』出版できるようにがんばります。



 以上、ひどいな。なんの中身もない文章ですよ。

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