製本直送.comでPOD本を作ってみました!
POD(プリント・オンデマンド)とは、注文に応じて1冊づつ印刷して販売するサービスのことです。NextPublishingPOD出版サービス(以下ネクパブ)を使えば、Amazonで電子書籍(KDP)とPOD本を併売できるようになります。そこでわたしもこの潮流にのろうと一年位前にネクパブでPOD本を作りました。そのときの取り組みは以前の記事を参照してもらうとして、今回は製本直送.comでPOD本を作ってみましたので紹介します。せっかく作るので普通の単行本を目指しました。うーんイイ感じ。やはりこのくらい厚いと「本!」て感じがしますね。
(エピソード1の背表紙がずれてる……文字数を失敗したみたい)
今回なぜ製本直送.comで作ろうと思ったかというと、先日ネクパブから値上げの連絡メールがあったからになります。わたしは一冊1000円以下にこだわってネクパブでPOD本を作ってきましたが、今回の値上げで1000円をオーバーすることになってしまいました。ネクパブのメリットはAmazonのストアに並べることができることですが、そもそもAmazonで全く売れないPOD本を出すメリットよりもコストアップのデメリットのほうがわたしにとっては大きくなりました。そこでもっと安くPOD本を作れるところがないかと探した結果、製本直送.comに辿り着いたわけです。もっと安いところはまだありそうでしたが、製本直送.comではストアを簡単に作れる(リンクできる)というのもわたしの興味を引きました。
それではエピソード1(126ページ)を1冊製本したときのコスト比較をしてみましょう。
ネクパブ(著者優待販売) 915円(製本565円+送料350円)
製本直送.com 804円(製本564円+送料240円)
1冊製本するだけならそんなに変わりませんね。送料の差です。ネクパブも価格改定で著者優遇販売のときに販売手数料が含まれなくなったので、製本だけならネクパブも安くなったと言えるのかもしれません。
次にサイトで1冊販売するときの価格はいくらになるでしょうか?
ネクパブ(Amazon) 1166円(税込み、印税50円、送料込み)
製本直送.com(独自サイト) 1186円(印税50円、送料480円込み)
あ、あれ? ネクパブのほうが安い……。製本直送.comに乗り換えようと思ってましたが、もう一度検討し直す必要がありそうだぞ(笑)。製本直送.comでの表紙作成、入稿手続きなんかを紹介しようと思っていましたが、一旦保留ですね、これは。
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